皆様こんにちは。
横浜の探偵事務所「ブルーフィールドリサーチ」の青野です。
「もしかして、パートナーは不倫しているのかも…」
そんな疑念が頭をよぎると心は不安と混乱でいっぱいになりますよね。
でも、焦って行動するのは禁物です。
冷静に、そして慎重に証拠を集めることが大切です。
不倫の証拠
ここでは不倫の証拠となりうるものを詳しく解説していきます。
裁判で使うことを考えると特に最初の3つの証拠が強力です。それ以降のものはそれらを裏付ける補足的な役割を果たします。
複数の証拠を組み合わせることでより確実な不倫の立証を目指しましょう。
1. ラブホテルへの出入り写真は強力な証拠
ラブホテルは誰もが「性行為をする場所」だと認識しています。だから「ただ話をしていただけ」なんて言い訳は裁判では通用しません。
ポイントはラブホテルへ入る場面と出てくる場面の両方を写真に収めること。
・具体的な時間: 14時にホテルに入り17時に出てくるところを写真に収めるといった具合です。
・顔の確認:写真にはパートナーと不倫相手の顔がはっきりと写っているようにしましょう。
・日付と場所の特定:写真に日時が記録されるように設定しておいたり、ホテルの看板などを一緒に写しておくと証拠としての信憑性が高まります。
さらに、少なくとも2時間以上滞在していた証拠があればより確実です。15分や30分なら何もしていないと言い逃れされる可能性もありますが、2時間以上いればそんな主張は覆しやすくなります。
ラブホテルの出入りなど、不貞の確実な証拠となる映像の撮影は一般の人が撮影するのは難しいですよね。
そんな時はプロの探偵に依頼するのも一つの方法です。
費用はかかりますが、探偵に依頼することで高いスキルとテクニックを活かして確実な証拠を収集してもらうという選択肢もあります。
証拠としての価値を高めるためには探偵事務所の調査報告書も合わせて提出すると良いでしょう。
2. 本人の自供は動かぬ証拠
パートナーが不倫を認める自供は非常に強力な証拠です。
自供を引き出すためには不倫について問い詰める際に、ボイスレコーダーで会話を録音しておくことをおすすめします。
・録音方法:ICレコーダーを隠して録音する方法やスマホの録音アプリを使う方法があります。
・録音時の注意点:相手の声がしっかりと録音されるように、静かな場所で録音しましょう。また、違法な録音にならないよう事前に録音に関する法律を確認しておきましょう。
自供さえあれば不倫をほぼ確実に立証できます。しかし、相手が素直に認めてくれるとは限りません。否認された場合、自供だけに頼っていると証拠不十分となる可能性もあります。他の証拠と組み合わせることでより確実な証拠固めをしましょう。
3. 性行為の動画・音声は決定的な証拠
不倫の現場を動画や音声で記録できれば言い逃れのできない決定的な証拠となります。
・撮影・録音方法:パートナーのスマホに保存されている動画や、自宅の場合はスマホや小型カメラなどを活用する方法があります。
・注意点:プライバシーの侵害にならないよう、撮影・録音場所には十分注意しましょう。
しかし音声だけの場合は個人の特定が難しいことも。お互いの名前を呼び合ったり、個人情報につながる会話が記録されている必要があります。映像があればより強力な証拠となります。
ただし、プライバシーの侵害とみなされる可能性もあるため法的リスクを理解したうえで慎重に行動しましょう。
4. ドライブレコーダーも証拠になることも
ドライブレコーダーに不倫の証拠が残されている場合があります。特に音声記録があれば不倫相手との会話や、ラブホテルに向かう様子がわかることも。
・証拠となる内容:不倫相手との親密な会話や、ラブホテルの場所を特定できる会話などが記録されていると証拠として有効です。
・注意点:ドライブレコーダーの記録は一定期間で上書きされてしまう場合があります。必要なデータは早めに保存しておきましょう。
ただ、録音内容が不十分だったり明確な証拠が記録されていない場合もあります。裁判で採用されるかは状況によって異なります。他の証拠と組み合わせることでより有力な証拠となるでしょう。
5. LINEなどのメッセージ履歴は不倫発覚のきっかけに
LINEやメッセージアプリの履歴は不倫発覚のきっかけとしてよく見られます。
・証拠となる内容:性的な内容のメッセージや二人で会っていることを示唆するメッセージ、愛情表現を含むメッセージなどが証拠となります。
・注意点:メッセージのやり取りだけでは不倫の決定的な証拠にならない場合があります。他の証拠と合わせて提出することでより信憑性が高まります。
しかし、日常的なやり取りだけでは裁判で不貞行為の証拠としては弱いです。「性行為があった」と示唆するような会話や、不倫を客観的に認められる内容が含まれている必要があります。
6. 領収書・会員カードで行動を特定
財布の中に不倫の証拠となるレシートや領収書、ラブホテルの会員カードなどが入っていることがあります。
・具体的な例:ラブホテルの領収書、レストランのレシート、プレゼントの購入履歴など。
・注意点:領収書や会員カードだけでは不倫の決定的な証拠にならない場合があります。他の証拠と合わせて提出することでより信憑性が高まります。
食事やラブホテルの利用履歴がわかる領収書やレシートはスケジュールと照らし合わせて行動を確認するのに役立ちます。ラブホテルの会員カードは一見わかりにくい場合があるので、怪しいカードを見つけたら調べてみましょう。
7. GPSによる位置情報は慎重に
GPSデータで不倫相手の家やラブホテルに行ったことが確認できる場合があります。
・GPSデータの入手方法:スマホのGPS機能や専用のGPS端末を利用する方法があります。
・注意点:プライバシーの侵害にならないよう、GPSデータの取得方法には十分注意しましょう。
ただし「車を置いていただけ」「スマホを落としていた」などの言い訳をされる可能性も。プライバシーの問題もあるので位置情報の取得には十分注意が必要です。
8. 毛髪は不倫の疑いを強めるヒント
衣類や車内に自分のものではない毛髪が見つかったら不倫の疑いが強まります。特に家や車の掃除で見つかる異性の毛髪は不倫相手と接触した可能性を示唆します。
・毛髪の種類:髪の毛だけでなく、陰毛なども証拠となる可能性があります。
直接的な証拠としては弱いですが不倫のきっかけを掴むためのヒントになります。
9. 避妊具は不倫の可能性を示唆
財布や車の中に避妊具が見つかったら不倫の可能性は非常に高いと言えます。避妊具の種類や個数をメモしておけば時期を特定するのに役立ちます。
・避妊具の種類:コンドームやピルなど種類によって不倫の状況を推測できる場合があります。
10. 目撃情報は行動を裏付ける証拠に
友人や職場の同僚からパートナーの不倫に関する目撃情報を得られる場合があります。不倫相手の特徴や状況を詳しく聞いておけば行動を裏付ける証拠になります。
・目撃情報の詳細:日時、場所、不倫相手の特徴、二人の様子などを詳しく聞き取りましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
不倫の証拠を収集することは非常にデリケートで慎重さが求められる行動です。焦らず冷静に、適切な手順を踏んで行動することが重要です。
また、不倫の証拠は一つだけでは弱い場合でも複数組み合わせることでより確実なものとなります。
ただし、証拠集めにおいてプライバシーの侵害や違法行為に該当しないよう、法的なリスクをしっかりと理解する必要があります。
パートナーの不倫を疑う状況は精神的に大変辛いものです。
ご自身だけで抱え込み悩まず、信頼できる人やカウンセラー等に相談するのも効果的です。
とくに専門的な調査が必要な場合には、信頼できる探偵事務所に依頼することを検討してください。
自分自身の心を守るためにも適切なサポートを得ながら行動することをお勧めします。
Comments