一度浮気がバレた人は、また浮気をするのか?
パートナーの浮気が発覚したあと、
何度も話し合い、謝罪を受け入れ、もう一度信じてみようと決める。
そうやって日常に戻ったあと多くの方からこんな声を聞くことがあります。
「本当に、もう浮気はしないんでしょうか」
目の前では反省しているように見える。
前より優しくなった気もする。
それでも、一度裏切られた記憶は消えません。
帰りが遅いだけで胸がざわつく。
信じたい気持ちと、また傷つくのが怖い気持ちのあいだで揺れ続けてしまう。
ご相談を受けていると、発覚したあとの相手の言動について伺う機会がよくあります。
性格だけで再び浮気するかどうかを言い切ることはできません。
ただ、発覚後の態度やその後の行動の変化には、考えるための手がかりが残っています。
今回の記事では、浮気をされた側の目線から
「この人はまた浮気をするのだろうか」と考えるときの手がかりを、
5つの視点でお話しします。
目次
自分のしたことと向き合えている人か
浮気が発覚したとき、相手はどんな態度でしたか?
あなたがどれほど傷ついたかを理解しようとしていたか。
それとも、理由を並べたり、あなたにも原因があると言ったりしたか。
「寂しかったから」
「夫婦関係がうまくいっていなかったから」
「相手から誘ってきたから」
こうした説明が出てくること自体は、反省していない証拠とは限りません。
背景を話し合うことが必要な場合もあります。
ただ、背景を説明することと、自分を正当化することは別です。
あなたの傷を認めないまま、何かにつけて誰かのせいにするなら注意が必要です。
謝罪の言葉だけでは、本当に向き合っているのかはわかりません。
見ておきたいのは、責任を認めているかそして時間が経ってからも、あなたの気持ちに向き合う姿勢が続いているかです。
浮気そのものより、バレたことだけを後悔していないか
発覚した直後、相手が激しく動揺することがあります。
泣いて謝り、二度としないと誓う。
その姿を見れば、「ここまで反省しているなら」と思いたくなるのは自然なことです。
けれど、相手が何を後悔しているのかは、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたを傷つけたことなのか。
それとも、家庭を失いかけていること、立場が危うくなったこと、自由に動けなくなったことなのか。
この違いは、発覚直後の態度だけでは見分けられません。
失うものの大きさに気づいて、本当に考えを改める人もいます。
一方で、その場を収めたいだけの人もいます。
手がかりになるのは、騒ぎが落ち着いたあとです。
あなたが不安を口にしたとき、面倒そうに話を切り上げるのか。
すぐには解決しないことを分かったうえで、付き合おうとするのか。
同じ話が続けば誰だって疲れます、一度の反応で決めつけることはできません。
それでもあれほど謝っていたのに、いつのまにかなかったことのように扱われているなら、その変化は見逃さないでおきたいところです。
自分に都合の良い言い訳をする人か
こんな言葉を聞いたことはありませんか。
「本気で好きだったわけじゃない」
「家庭を壊すつもりはなかった」
「一度きりのことだから」
聞けば聞くほど、「一時の過ちだったのかもしれない」と思いたくなるかもしれません。
でも注意したいのは、相手が浮気という行為をどう捉えているかです。
浮気をしたことより
家庭を失わずに済んだこと、許してもらえたことばかりを気にしているなら、少し慎重に見たほうがいいかもしれません。
話し合うたびに「もう終わったことだ」と言われる。
傷ついた気持ちを伝えても、「いつまで責めるんだ」と返ってくる。
そんなやり取りが続くとき、相手が気にしているのはあなたの痛みより自分の不利益なのかもしれません。
一度そうした言い訳をしたからといって、必ず浮気を繰り返すわけではありません。
ただ、都合のいい理屈で浮気を軽く扱い、あなたの気持ちに向き合わないのなら、謝罪の言葉だけで安心するのは早いでしょう。
大事なのは、謝り方の上手さではありません。
自分のしたことを都合よく解釈せず、責任を引き受けているかどうかです。
許してもらえたことを、問題が解決したことだと思っていないか
浮気が発覚したあと、あなたは決断をしたはずです。
別れることも考えた。
それでも家族や、これまでの生活を思ってやり直すことを選んだ。
あるいは、謝罪を受け入れて信じていこうと決めた。
簡単な決断ではなかったでしょう。
ところが、浮気をした側がその決断を都合よく受け取ってしまうことがあります。
「もう許してもらったんだから」
「いつまでも責められるのはつらい」
関係を続けるには、いつか過去から少しずつ離れていく必要があります。
けれど、許すと決めたことと傷が癒えたことは同じではありません。
帰宅時間の変化が気になる。スマートフォンの置き場所に目がいってしまう。
それは、相手を責め続けたいからとは限りません。
一度失った信頼を、もう一度積み直している途中だからです。
その気持ちを汲まず、許されたことばかりを強調して、以前の生活に戻りたがる。
そういう姿勢が見えるなら、信頼を取り戻す努力が足りているのか考えてみてもいいと思います。
過去の話を繰り返すのは、双方にとって負担です。
だからこそ、話し合いを終わらせることを目指すのではなく、どうすればお互いが安心して暮らせるのかを一緒に考えられるかどうか。
そこが分かれ目になります。
以前と同じ行動を繰り返していないか
「もう二度としない」と約束したはずなのに
しばらくすると、以前と似た行動が目につくようになる。
異性との距離感が変わらない。
都合の悪いことを隠そうとする。
外出や帰宅の遅れを尋ねても、納得できる答えが返ってこない。
こうしたことが重なれば、
本当に反省しているのだろうかと不安になるのは無理もありません。
見てほしいのは、発覚の前と後で行動がどう変わったかです。
関係を立て直そうとしている人は、あなたの不安に向き合おうとします。
逆に、発覚した直後だけ態度を改めて、時間が経つと元に戻っていくなら注意が必要です。
ただ、スマートフォンを手放さなくなった、帰りが遅くなった、といった一つの行動だけで浮気をしていると判断することはできません。仕事や生活の変化が理由かもしれないからです。
一つの行動で決めつけず、
相手の説明と実際の行動が合っているか、同じ不自然さが繰り返されていないかを冷静に見てください。
信頼は言葉ではなく、日々の行動の積み重ねで戻っていくものです。
一度浮気をした人は、また浮気をするのか
では、実際のところ、一度浮気をした人は再びする可能性が高いのでしょうか。
この点には、参考になる研究があります。
2017年に学術誌『Archives of Sexual Behavior』に掲載された研究では、484人を対象に過去の恋愛関係と次の恋愛関係における浮気の追跡調査が行われました。
結果として、最初の関係で浮気をした人は、浮気をしていなかった人に比べ、次の関係でも浮気をする可能性が約3倍高いことが示されました。
ただし、これは過去の浮気経験とその後の浮気に関連があったという話で、一度した人が必ず繰り返すという意味ではありません。
しかも調べているのは、同じパートナーとの関係で再発するかどうかではなく別の関係に移ったあとの浮気です。
浮気が発覚したあとも関係を続けているご夫婦やカップルにそのまま当てはめられる数字ではありません。
それでも、過去の行動がこれからを考える手がかりの一つになることは示唆されています。
「一度した人だから、またするに違いない」と決めつけることも
「あんなに謝っているから大丈夫」と安心しきることもどちらも正確ではありません。
その人が過去の行動をどう受け止めいま、どう行動しているのか。
見るべきはその部分です。
後書き――探偵 青野より
一度は許すと決めた。やり直そうと決めた。
それなのに、心のどこかで疑いが消えない。
そんな自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。
けれど、一度裏切られた相手を、以前と同じように信じられなくなるのは不思議なことではありません。
信頼は、謝罪を受け取った瞬間に元通りになるものではないからです。
そして、再び浮気するかどうかを性格や態度だけで見抜くこともできません。
優しく接してくれるからといって問題が解決したとは限りません。
反対に、スマートフォンを手放さなくなったからといってそれだけで疑うのも早計です。
疑うことと、事実を確かめることは別です。
相手の言葉と行動に食い違いを感じるとき。同じような不安が何度も繰り返されるとき。
感情だけで結論を出さず、何が起きているのかを落ち着いて確かめるという選択肢もあります。
相手を信じることと、自分を守ること。
どちらかを諦めなければならないわけではありません。
一度浮気がバレた人は、また浮気をするのか。
その答えは、誰にでも当てはまる一つの法則では決まりません。
ただ、自分のしたことをどう受け止めているか。
あなたの気持ちにどう向き合っているか。
約束に見合う行動を続けているか。
それらは、これからを考える大切な手がかりになります。
神奈川 横浜の探偵 ブルーフィールドリサーチ
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