なぜモラハラをする人は浮気もするのか ──浮気調査から見えてきた構造
- 1 日前
- 読了時間: 7分
今回の記事は浮気とモラハラについてです。
絶妙な関係にあるこの2つをなるべくわかりやすくまとめてみました。
ご自身や周りのご友人に心当たりがある人は
ぜひこちらの記事を読んで整理してみてください。
はじめに
ご相談の入り口は「浮気かもしれない」という内容でも
お話を伺っているうちに話の中心がモラハラに移っていく。
これって面談していると決して珍しいことではありません。
最初は「主人が浮気しているかもしれません」というご相談で来られた方が、
話を伺っていくうちに
「実は普段からこういう言い方をされていて……」
「私が悪いのかもしれないんですけど……」
と、ご家庭での出来事を少しずつ話してくださるようになります。
浮気調査の相談だったはずが気づけばモラハラについての相談になっている。
この流れは私が多くのご相談を受ける中で繰り返し目にしてきたものです。
家庭内での態度のキツさと、外での不貞行為
私がこれまで担当してきた案件では浮気が確認されたケースの中に、
家庭内でパートナーへの言葉や態度が厳しい方が少なくありませんでした。
もちろん、モラハラをする人が必ず浮気をするわけでも、
浮気をする人がすべてモラハラをするわけでもありません。
しかし、実感としてこの二つが重なっているケースは決して珍しくないのです。
その背景には、共通する考え方や人との向き合い方があるように感じています。
モラハラする人ほど、外では優しい
相談者からよく耳にする言葉があります。
・家では些細なことで責められる。
・ため息をつかれる。
・「お前が悪い」と言われる。
・なのに外では評判がいい。
このギャップは重要なサインになることがあります。
モラハラ傾向のある人は、自分がコントロールしやすい相手とそうでない相手とで、接し方が大きく変わる場合があります。
家族やパートナーは関係が切れにくい存在だからこそ抑制が外れやすい。
一方で、外では印象良く振る舞うことに長けているため浮気相手の前でも魅力的な人物として映ることが少なくありません。
「支配」がベースにあると、浮気は起きやすい
モラハラの背景には、支配したいという意識が見え隠れするケースがあります。
相手を対等な存在として扱わない
自分の都合を優先する
自分の欲求を正当化する
こうした考え方は、夫婦関係だけでなく恋愛関係にも表れます。
浮気もまた、自分の欲求を優先しても構わないという考え方の延長線上で起きているように感じる案件が少なくありません。
そのため、モラハラ傾向が見られる方の浮気が判明しても我々探偵は驚くことはあまりありません。
「罪悪感の帳消し」という心理
モラハラをする人の中には、自分が家庭で厳しく接していることをどこかで自覚しているように見える方もいます。
その結果
「家ではうまくいっていないから、外でくらい自由でいたい」
「家庭でのストレスを外で発散したい」
といった理屈で、自分の行動を正当化しているように感じる場面があります。
もちろん、これはモラハラ側の身勝手な理屈であり正当化されるものではありません。
しかし本人の中では、その考え方が罪悪感を薄める役割を果たし不貞を続ける理由になってしまうことがあります。
「お前のせいだ」と言われ続けると、気づくのが遅れる
モラハラの最も深刻な点は、
被害を受けている方が自分の感覚を信じられなくなってしまうことです。
夫が浮気しているのではと思っても
「考えすぎだ」
「疑うから夫婦関係が悪くなる」
と言われ続けるうちに、疑うこと自体へ罪悪感を抱くようになります。
そして、おかしいと感じる自分の感覚そのものが否定されていきます。
そのため、モラハラを受けている方ほど自分の感覚を確かめるために客観的な証拠を求めて調査をご依頼される傾向があります。
モラハラにはいくつかのタイプがある
今までの調査で見てきた中では、いくつか共通する傾向がありました。
以下の3タイプの説明をします。
支配型
すべてを自分の管理下に置こうとするタイプです。
浮気が発覚しても「お前が俺を怒らせた」「お前が悪いからこうなった」
と責任を相手へ向け、自分の行動を正当化しようとします。
沈黙型
怒鳴るのではなく、無視や不機嫌な態度で相手をコントロールします。
外面が非常に良いため、周囲には気づかれにくいタイプです。
比較型
「他の家庭はもっと大変だ」
「お前は恵まれている」
と比較することで、相手が抱える苦しみを小さく見せようとします。
どのタイプにも共通しているのは相手の感じている苦しみや違和感を正当なものとして受け止めないことです。
見分けるヒントになるサイン
診断基準ではありませんが、気になることが多い特徴がいくつかあります。
・疑問を口にすると話をすり替えられる。
・謝罪しても同じことが繰り返される。
・「他の人はもっと大変だ」と比較される。
・あなたのスマホや行動は管理するのに、自分の行動は説明しない。
・質問すると「忙しい」「疲れている」と話を終わらせる。
・二人きりになると態度が急変する。
これらが一つだけで判断できるものではありませんが
いくつも重なる場合は注意が必要です。
実際にあったケース
過去に一つ、印象的な案件がありました。
ご依頼者は長年「お前は考えすぎだ」「そんなことで浮気を疑うなんて、人を信じられない証拠だ」と言われ続けていました。
面談でも、「私の性格に問題があるんだと思います」とご自身を責める言葉から話が始まりました。
しかし調査を進めると、ご主人には数年にわたり交際している女性がいました。
報告書をお渡しした際、ご依頼者が最も驚かれていたのは浮気そのものではなく
「自分の勘は間違っていなかった」
という事実でした。
長年否定され続けた自分の感覚をようやく取り戻せた瞬間だったのだと思います。
まとめ
今回の記事でお伝えしたかったポイントは、次の4つです。
・モラハラと浮気は別の問題ですが、絶妙に重なっているケースが少なくない。
・背景には、「相手を支配したい」「自分の欲求を優先する」という共通した考え方が見られることがあります。
・モラハラを受け続けると、自分の感覚や判断に自信を持てなくなり、浮気の違和感にも気付きにくくなることがあります。
・違和感を客観的に確かめるためには、証拠を得ることが自分自身を守る第一歩になる場合があります。
もちろん、これらがすべてのケースに当てはまるわけではありません。しかし、多くのご相談を受けてきた中で共通して感じてきた傾向としてお伝えしました。
後書き――探偵 青野より
モラハラと浮気は一見すると別々の問題のように見えます。
しかし、この二つが重なっているケースは少なくありません。
もちろん、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
それでも共通して感じるのは、どちらにも相手を対等な存在として尊重しないという姿勢が見られることです。
モラハラの本質は、暴言だけではありません。
相手の現実感や判断力を少しずつ奪い自分の感覚を信じられなくさせてしまうことにあります。
もし今、私がおかしいのだろうかと悩んでいるなら
その迷い自体が健全な関係ではないサインかもしれません。
ひとりで抱え込まず、自分の違和感を大切にしてください。
真実を知ることは、ときに苦しいものです。
しかし、それは自分自身の人生を取り戻すための第一歩でもあります。
嘘は、いつか必ずほころびます。
そのほころびを見つけあなたが前へ進むためのお手伝いをすることが
私たち探偵の役割だと考えています。
神奈川 横浜の探偵 ブルーフィールドリサーチ
note 横浜 ブルーフィールドリサーチ





コメント