「自己愛性パーソナリティ障害だから浮気する?」と検索したあなたへ 病名より先に整理したいこと
横浜の皆様、そして全国の皆様こんにちは。
横浜の探偵事務所『ブルーフィールドリサーチ』
代表の青野です。
どうして、あんなに平気な顔で嘘をつけるのだろう。
傷ついたと伝えているのになぜこちらが責められるのだろう。
パートナーの浮気やその後の言動が理解できずに、スマートフォンで理由を探す。
そうしているうちに「自己愛性パーソナリティ障害」という言葉に行き着いた方もいるかもしれません。
病名だけではその人が浮気をするかどうかも、浮気の理由も判断できません。
反対に、浮気をしたという事実だけでこの障害だと決めることもできません。
説明を読んで思い当たることがあった。けれど、読み進めるほど不安が増えてしまった。
今回の記事は、そんな方に向けて今起きていることを整理し、
これからどうするかを考えるためのお話です。
目次
浮気をしたという事実だけでは診断はできません
自己愛性パーソナリティ障害はNPDと略されることがあります。
米国国立医学図書館の医療情報サイト「MedlinePlus」※1では、
自分を過大に重要だと感じることや、賞賛を強く求めること、他者への共感の難しさなどが説明されています。
自分は特別に扱われるべきだと期待することも挙げられている特徴の一つです。
ただし、診断では症状がどのくらい続いているか、どの程度深刻かを含め専門家による評価が必要です。
浮気をした
謝らなかった
自分の都合ばかり話していた
そうした言動だけで、周囲の人が診断することはできませんし、
インターネットの特徴一覧にいくつか当てはまったとしても、それは同じです。
日常会話で使う「自己愛が強い」という表現と、医療上の診断も分けて考える必要があります。
探偵が確認するのは、調査の範囲で分かる行動や事実です。
相手の病名や、心の中まで分かるわけではありません。
※1:参考情報米国国立医学図書館 MedlinePlusNarcissistic personality disorder
※本記事は特定の方の診断を行うものではありません。
「どんな人か」より「何が起きたか」を書いてみる
相手のことを考え続けて、
ほかのことに気持ちを向けにくくなってはいないでしょうか?
そんなときは出来事を短く書き出す方法があります。
ただし、脅しや暴力がある、相手に記録を見つけられると危険が増すという場合は記録より安全が先です。一人で問い詰めたり、無理に記録を集めたりせずDV相談窓口などに相談してください。
安全に書ける状況であれば、覚えている範囲からで十分です。
例えば、こんな形です。
以下は書き方の例で、実際の相談事例ではありません。
・先週の外出について尋ねたら「先週の話を蒸し返すな」と言われ、話が終わった
・以前聞いた説明と違う点があったが、理由は確認できていない
・話し合いのあと眠れず、翌日の仕事に集中できなかった
ここで大切なのは、確認できたこととまだ分からないことを分けることです。
説明が変わったと感じたなら、以前はどう聞き、今回はどう聞いたのかを書いておく。
記憶が曖昧な部分はそのことも添えておきます。
なぜ説明が変わったのかまでは分からないこともあります。
記録する段階で理由を決めつける必要はありません。
ご自身が感じたり考えたりしたことも大事な情報なんです。
出来事とは分けて書くと相談相手にも伝わりやすくなります。
うまく文章にする必要も、毎日欠かさず続ける必要もありません。
記録が負担になったらいったん休んでください。
あなたの生活にどんな負担が出ていますか
相手の言動とあわせて、自分の生活にも目を向けてみてください。
食事は取れているでしょうか?
夜は眠れているでしょうか?
仕事や家事が、いつも以上につらくなっていないでしょうか?
相手の機嫌を損ねないように、言いたいことを飲み込んでいませんか?
相談したいのに、誰かと話すことまでためらっていませんか?
こうした負担は相手の診断が分かるまで保留にする必要はありません。
「自分にも悪いところがあったから」
仮にそう思ったとしても関係を振り返るのは落ち着いてからで十分です。
今つらいことまで我慢する理由にしなくていいのです。
眠れない、食べられない、仕事や日常生活に支障が出ている。
そんな状態が続くときは、まず、かかりつけ医など身近な医療機関に相談してください。
あなた自身が助けを求めてよいのです。
相手を理解することを、一人の仕事にしない
病名を調べるうちに、
今度は「この人への正しい接し方」を探し続けてしまうことがあります。
怒らせない伝え方
責められない質問の仕方
機嫌を損ねずに、本当のことを話してもらう方法
言葉を選ぶことは大切です。
ただ、どれほど慎重に話しても相手がどう応じるかまであなたが引き受けることはできません。
別れるか、やり直すか。
すぐに決められない方もいると思います。
結論を出す前に信頼できる人に今の状況を話す。
今後の生活で困りそうなことを確認する。一人で考える時間をつくる。
まずは、今できることを一つ選ぶところからでよいと思います。
困っていることに合わせて、相談先を選ぶ
心身の不調については医療機関や心理支援の専門家へ。
離婚や生活費などの法的な問題は弁護士へ。
浮気に関する事実確認については探偵に相談する選択肢があります。
一つの相談先ですべてを解決しようとせず、困っていることに合わせて頼る先を分けてください。
すべての人に調査が必要なわけではありません。
脅しや暴力がある、話し合うこと自体が怖いという場合は一人で相手を説得しようとせず、安全について相談してください。
相談するときに、伝えておきたいこと
どの相談先でも今困っていることを整理したメモがあると、話を伝える助けになります。
先ほどの記録から次のようなことを拾ってみてください。
・いつごろ、何があったのか。
・自分で確認できたことと、まだ分からないこと。
・今、生活の中で困っていること。
・相談して確かめたいこと、手伝ってほしいこと。
・相手に相談を知られる心配や、連絡を受けても安全な方法・時間帯。
すべて埋める必要はありません。
メモがなくても困っていることから話せます。
相談の準備のために危険を冒して新たな情報を集める必要もありません。
探偵に相談する場合なら
「説明と行動に食い違いがあり、何が事実か確かめたい」という形です。
何を知りたいのか。
知ったあと、何を考える材料にしたいのか。
まだ答えが出ていなくても、その迷いを含めて相談できます。
後書き――探偵 青野より
病名が分かっても浮気の理由が分かるわけではありません。
理由が分からないまま傷つくのはつらいことです。相手を理解できれば、これからのことも決められるのではないか。そう考えて調べている方もいると思います。
ただ、私たち探偵に分かることにも限りがあります。事実を確かめるお手伝いはできても、その人の心の中やあなたが選ぶべき答えまで分かるわけではありません。
だからこそ、まずは何が起きたのかという事実と今のご自身の生活から整理してみてください。
相手のことが全部分からなくてもこれから自分がどう暮らしたいかを考え始めることはできます。
病名を探していた時間のうちの少しだけでも、ご自身のために使ってほしいと思います。
神奈川 横浜の探偵 ブルーフィールドリサーチ
note 横浜 ブルーフィールドリサーチ





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